今週の月曜日は名古屋での講習会でしたので午前中に映画、
あん・を観てきました。
樹木 希林さんという女優さんは凄い女優だとある映画を見て感動していたので
今回主演作品ですから、
必ず観なくてはときめていました。
そう思ったのは私だけでは無いのか、前宣伝が凄いのか、月曜日の朝一という時間に関わらず、ほぼ満席w
一番前の席で一人で鑑賞という、
その悪条件なら、出直しても良かったけど、どうしても昨日ぜったい観たかった。
最初はキツイな~、と思いながらも途中からまったく気にならなくなるくらい、
引き込まれて居ました。
大体、題材も予告編も観て予想していた通り
大どんでん返しも、期待以上も期待以下もないです。
きっと期待していた通りだろうと、その通りでした。
初めから終わりまで、ずっと身体中の五感が全部映画の中に居ました。
派手な映像がある訳でもない、きれいな女優さん、メッチャきれい系のイケメンさんがいるわけでもないのに、
この私の映画鑑賞の仕方では珍しくクオリティの高い映画だとおすすめします。
ストーリーは、もう分かると思うけど、
ハンセン氏病で、隔離されていた徳江さん、
自由に憧れ、一度でいいから仕事してみたい。
自分の得意な、自信があることで。
そして、
一軒の街のどうでもいい小さいどら焼き屋のお店が行列のできるお店になる。
人の、心の垣根、しがらみ、みんなどこかで何かに縛られて、自由で無いと感じている。
籠の鳥のカナリア、
ただ、淡々と、、物語は進んでいく。
大号泣するシーンがある訳でないけど、ずっとみんな静かに涙が自然に溢れていく。
そんな作品でした。
重いけど、とっても重い荷物ではない。
最後の、
シーンがとっても好きでした。。
うん、
あんこが食べたくなる(^^)
星は5つです。
☆☆☆☆☆
みんな観て欲しい。
とくに何かをみんなに求めないけど、それほど重くはないよ。