ヘナはインドからモロッコにかけて自生している植物。ハーブです。 その葉を乾燥させて粉末にしたのが「ヘナ」「ヘンナ」と呼びます。ヘナには色素がありインドでは昔から髪や爪など染めるのに使われてきました。 ヘナには豊かな髪を作る、頭皮を健康に保つ効果があります。 インドなどではメヘンディ・ヘナタトゥーという肌に絵を描いたり模様を描いて、肌を紫外線から守る用途や、結婚式や安産祈願などの儀式にも使われます。 肌や髪を健やかにしていく効果があるため縁起物にもなっているんですね ※オレンジ色が嫌な場合はインディゴ(藍)という植物の粉と混ぜて使います。インディゴは青色の色素を持っているのでオレンジと混ぜることでブラウンになります。 |
ヘアカラーは脱色しながら色味を入れていくので、1ヶ月もすると髪が明るくなってきます。 それに比べて、ヘナは色味を入れる作用しかないので、染めるたびに色味が深まっていきます。 色持ちが良いと言われるのはこのためですね。 ただし、脱色作用はないため、黒い髪が多い場合は明るくすることはできません。 あと、ヘアカラーのように自由に色を選べないのも、デメリットですね。 オレンジ、もしくは黒に近いブラウンにしか染まりません ※そして一番の注意点は、インディゴで深いダークブラウンにした場合、また明るい髪色にしたくてもブリーチができません。 ヘナでオレンジにしただけであればカラーチェンジは可能です。 |
天然の色素のため髪を痛めることがないこともありますが、髪の表面に薄い膜を作るため、艶が生まれ、癖のあるパサつきやすい髪も収まりが良くなります。 髪の内部にしっかり水分を保持し、外からの湿気を弾いてくれるためしっとりしていながらドライヤで髪を乾かすのが早くなります。 ヘアカラーの場合は頭皮、髪のダメージを考慮しひと月に一回以上開けていただくのが望ましいですがヘナの場合はそのダメージの心配がないため何回でも染めることが可能です。 ※ダメージレスでトリートメント効果も期待できるということで良いことずくめですが、パーマや縮毛矯正などがかかりにくいというデメリットもあります。 ヘナを扱っていないサロンでは、ヘナをされている髪はパーマはかかりませんと、断られる場合はあります。 当サロンではヘナを推奨していますので、もちろん当店では縮毛矯正もデジタルパーマもかけることができますので、ご安心ください(^-^) 他店のヘナ取扱サロンではない美容室から依頼され、こちらでパーマをかけさせていただいたりも実際にあります。 |